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パフォーマンストレーニングの理論と実践

Vol.10 腰痛の解消に必要なこと2
ー リセット ー

腰痛の解消に必要なこと2

慢性的な腰痛を抱えている人は、下記の機能に問題を抱えている可能性があります。

①股関節のモビリティとスタビリティ
②胸椎のモビリティ
③腰椎骨盤帯のスタビリティ

これらの詳細は、Vol.2をご参照ください。

腰痛の原因が、腰にはないことはとても多くあります。
なぜならば、股関節のモビリティが機能不全になると、
腰椎に負担がかかるので腰痛になりやすくなるのです。

今回は腰痛を解消するために、股関節の適切なモビリティを取り戻す
Reset(リセットエクササイズ)を行いましょう。
(改善の手順に関しては、Vol.3をご参照ください。)

【エクササイズ名】
TPT PGM / LCB
トリガーポイントセラピー中殿筋後部線維/ラクロスボール

【目的】
腰痛の解消
股関節のモビリティの改善
腰椎骨盤帯のスタビリティの改善

【スタートポジション】
仰向けになり、右お尻よりやや上の外側にボールを置く。

【手順】
①右脚を開く。
②大きく動かし、痛い箇所をスキャンする。
③痛いところを見つけたら、30秒〜90秒ホールドする。
④反対側も同様に行う。
※痺れが出る箇所は避けましょう。