100切りへの道のり – ゴルフという最強のメンタルトレーニング –
皆様、こんにちは。
ここ最近、さらにゴルフの難しさを痛感しているトレーナーの新井です。
今回も私のゴルフ記をお話しさせていただきます。

昨年10月にクラブを握って以来、ゴルフは私の生活に新たな彩りを与えてくれました。
この8ヶ月間で私の人生観は大きく変わったと言っても過言ではありません。
当初は月に一度のペースでコースに出ていましたが、ゴルフの魅力に取り憑かれ、今では月2回はラウンドに行っています。
以前は友人任せだった移動も、昨年夏に取得した運転免許のおかげでフットワーク軽くいつでもどこでも行けるようになりました。
この「できることが増える」という実感は、年齢を重ねた今でも新鮮で、人生に新たな彩りを与えてくれています。
現在の目標は、多くのアマチュアゴルファーが掲げる「スコア100切り」。
これまでのベストスコアは101。
あと2打というところまで迫りながら、その後は110台や100台後半を行き来する日々が続いています。
しかし、私たちトレーナーが日常的に向き合っている『非線形性運動学習理論』を身をもって体験しているのも事実です。
良いショットが出たかと思えば、次のホールでは大叩き。
その逆もまた然りです。
” 新しい動作の習得は、動作を習得できない状態から少しだけできるようになり、段々と上手くなりながら、最終的に習得するわけではない。つまり、線形ではない。 ”
時には大きく後退したかのように感じる日もあれば、突然すべてが噛み合い、明らかな成長を実感できる瞬間もあります。
この試行錯誤を繰り返すプロセスそのものが、私にとっては何よりの学びとなっていてゴルフの奥深さなのだと実感しています。
また、ゴルフの真髄は、技術以上にメンタルマネジメントにあると痛感しています。
18ホールという長い戦いの中で、素晴らしいショットが決まった直後に大きなミスをしてしまう。
逆に、悪い結果に引きずられて負のスパイラルに陥る。
そこで重要なのは、
『いかに平常心を保ち、目の前の一打に集中できるか』だと思っています。
まさに最高のメンタルトレーニングです。

これはビジネスシーンや日常生活においても、非常に重要なスキルだと感じています。
ゴルフを通じて、楽しみながら、本当に様々な気づきを得ることができています。
技術の習得に伴う挫折感、小さな成功への喜び、そして継続することの重要性。
お客様の身体づくりをサポートする立場として、この経験は計り知れない価値があります。
私たちがプロフェッショナルなトレーナー集団として、お客様に最高のパフォーマンスを提供し続けるためには、常に新しい知識を吸収し、自身の心身を磨き続けることが不可欠だと思っています。
Best Performance Laboratoryのスタッフとして、
お客様一人ひとりの挑戦を理解し、共感し、そして最適なサポートを提供していけるよう、
私自身のゴルフという新たな挑戦を通じて、さらなる高みを目指してまいります。
そして、100切りという目標に向けて、これからも継続して取り組んでいきたいと思います。
