原点
こんにちは。
4月で入社3年目を迎えるトレーナーの角田です。
2月14日・15日に弊社主催現地プログラム、
Practical Coaching Fundamentals 2days On-Site Courseを開催いたしました。
本プログラムは、どのようなクライアントやエクササイズにも応用できるコーチングスキル、
いわば「運動指導の不変の型」を体系的に学ぶ2日間のプログラムです。
社内で日頃運用している、
“MIC Model”や“Self-Determination Theory(自己決定理論)“を基盤に、
コーチングやコミュニケーションにおける指導のチェックリストと、
その背景にある思考プロセスを整理・体系化し、業界の皆様にも共有したいという思いから本プログラムは生まれました。
※“MIC Model”は、運動指導に不可欠な、
・Movement Analysis:動作分析
・Identify Errors:代償動作の抽出
・Coaching Skills:コーチングスキル
の3項目からなる実践的コーチングモデルです。
プログラムの2日間を通して、
受講生の皆様の真剣な姿勢や、一つひとつの言葉を逃さず吸収しようとする姿に触れ、
私自身も大きな刺激を受けると同時に、指導の「原点」を見直す機会となりました。
デビュー前のトライアルセッションの頃、
私が最も難しさを感じていたのは、
「まず話を聞き、受け止める」という姿勢、
いわゆる「傾聴と受容」でした。
ある日のトライアルセッションで、クライアントの動きが、
エクササイズの前後で明らかに良くなっていると感じた私は、
自信を持ってその変化をクライアントに伝えました。
しかし、返ってきたのは、
「(エクササイズの前後で)違いが分からなかったです」という言葉でした。
その言葉に対して私は、開口一番、
「それでも動きは良くなっていますので大丈夫です」と、
伝えることに一生懸命になるあまり、
相手の感覚を聞かずに自分の考えを押し付けてしまいました。
その瞬間、クライアントの表情が曇ったことを、昨日のことのように覚えています。
「傾聴と受容」ができていなければ、たとえ正しいことを伝えても、
トレーナーとしての信頼にはつながらない。
そのことを身をもって学んだ出来事でした。
それ以来、自分の考えを先に押し付けることなく、
まずは、相手の言葉を最後まで聞き、考えを受け止めることを意識してセッションに取り組んでいます。
一回一回のセッションで、
「相手が何を感じているか」を丁寧に確認しながら、
目の前の時間を積み重ねています。
「角田に任せてみよう」と思っていただける存在であるために、
原点を忘れず、目の前のクライアントに真摯に向き合い続けます。
3年目も、クライアントの変わるための決意にお応えできるよう、
全力で誠意を持って取り組んでまいります!



