KNOWLEDGE

パフォーマンストレーニングの理論と実践

Vol.7 パフォーマンスを高めるための原理原則
ー ムーブメントプレパレーション3ー

パフォーマンスを高めるための原理原則

スポーツパフォーマンスを向上するためのトレーニングには、7つの手順があります。

① Corrective Exercise  コレクティブエクササイズ

② Movement Preparation  ムーブメントプレパレーション

③ Plyometrics  プライオメトリクス

④ Movement Skills  ムーブメントスキル

⑤ Medicine Ball  メディシンボール

⑥ Strength/Power  ストレングス/パワー

⑦ Energy System Development (ESD)  エネルギーシステムディベロップメント

という手順です。

「①コレクティブエクササイズ」に関しては、

Conditioning for Treatment:痛みとコリの解消(クライアントのためのコラム)

こちらのコラムで様々な改善エクササイズをご紹介しています。

「②ムーブメントプレパレーション」は、準備運動を行います。

儀式的な準備運動ではなく、

筋肉のストレッチ・筋肉の活性化・神経の活性化・動きの統合、などを

実践的に行います。

今回は、効率的なウォーミングアップをするために、

ムーブメントプレパレーションの「マッスルアクティベーション」を行いましょう。

(トレーニングの手順に関しては、Vol.3をご参照ください。)

【エクササイズ名】

Overhead SQ

オーバーヘッド スクワット

【ユニット】

ムーブメントプレパレーション

【要素】

マッスルアクティベーション

【目的】

上下方向のウォーミングアップ

体感温度の上昇

筋組織の活性

ムーブメントパターンの習得

【スタートポジション】

肩幅よりやや広めの足幅で立つ。

【手順】

①両手を頭上で組む。

②両手を頭上にキープしたまま、スクワット動作を行う。

③10回行う。